季節の変わり目だからでしょうか。
今日も下痢と嘔吐のわんちゃんが来ました。
検便したら下痢を起こす原因となる『ジアルジア』が
見つかり、駆虫薬を処方しました。
別のわんちゃんには、下痢を起こす様な内部寄生虫
は見つからず、下痢止めだけの処方をしました。
一口に下痢と言っても、様々な原因があります。
ペットホテルに預けるなどのストレスから腸内細菌の
バランスを崩しての下痢もあれば、先程のわんちゃん
の様に寄生虫による下痢もあります。
きちんと検便を受けてから治療しましょう。
さらに、検便だけではわからない下痢と嘔吐も
あります。
例えば膵炎や蛋白喪失性腸症などです。
消化器型リンパ種という怖いびょうめいが付くことも
あります。
これは、血液検査で蛋白喪失性腸症と判明し治療
した結果、TP（血清総タンパク）・ALB（アルブミン）の
数値が上がり症状も治まってきたわんちゃんの血液
検査の推移です（写真①）
【写真①】
低タンパク・低アルブミンが５週間かけて改善されてきました。
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たんぽぽ動物病院
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