当院によくある質問をQ&A方式でまとめました。ご参考になさって下さい。
A. フィラリアが心臓に寄生してしまうと、もう予防薬はあげることができません。予防薬によって、心臓の成虫が急に死んでしまい、血管に詰まったりして心臓発作のような重篤な副作用を引き起こします。一度心臓に寄生してしまったフィラリアを取り出すことは非常に難しく、徐々にゆっくり時間をかけて少しずつ虫を殺す薬を飲んでいきます。 |
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A. これは、非常に危険な行為です!!もしも、フィラリアに感染していたら・・・・たいへんな副作用が出る可能性がありますよ!じゃあどうすればいいのかというと、フィラリアかかっていないかどうか検査をすればよいのです。ちょっと血をとって、すぐにわかる検査です。ラッキーにも感染していなければ、去年のお薬もあげられます(体重が変わっていなければ。) |
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A. フィラリアは、寄生虫です。寄生虫は、寄生する主(犬)が死んでしまったら、自分も死んでしまいます。だから、子孫を残し終わるまでは、何事もないように犬の心臓に居座るのです。犬にフィラリア症の病的な症状が出るまでは、平均3年から5年かかります。虫は、それまでにたくさんの子孫を蚊に乗せて飛ばし、だんだん弱ってくる犬とともに死ぬ、という具合です。病的な症状が出てしまったら、もう直すのはたいへん難しくなり、犬は死を待つばかりになってしまいます。 |
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A. 一本の注射の中に、何種類かの伝染病を予防するワクチンが混ざっています。犬では6種、9種、ネコでは3種、5種の混合注射を当院では扱っています。 |
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A. 子犬、子猫がはじめて接種する場合は、母子免疫(お母さんからもらう免疫)が切れてからうつ必要があります。なぜなら、お母さんの免疫が残っている間にうったワクチンの免疫はおかあさんの免疫が切れると一緒になくなってしまうからです。 |
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A. お母さんの免疫の切れる時期は、子犬、子猫ごとに差があるのです。ですから、2回に分けてうてば1回目の注射で免疫がつかなくても、2回目の注射で確実に免疫をつけることができます。また、1回目の免疫が確実についていたときに2回目の注射を打つと、ブースター効果による強力な免疫を得ることができるのです。 |
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A. 平均的には生後2ヶ月までにはきれるので、まず生後2ヶ月を過ぎた時点で接種してもらいます。 |
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A. ワンちゃん、ネコちゃんの注射による免疫は、1年ほどでなくなってしまいます。そして混合ワクチンに含まれている病気は、かかってしまうと命さえも脅かす非常に危険なものばかりです。大事な家族であるペットたちを恐ろしい伝染病から守るため、年に1回のワクチンは、必ず忘れずに接種してあげてください! |
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A. メスの場合は子宮と卵巣をとり、オスの場合は精巣をとる手術です。 |
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A. 生後6ヶ月前後には手術できるようになります。メスの場合、最初の生理がくるまえに手術してしまうほうが、将来乳腺腫瘍などの病気になる確率が減るといわれています。 |
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A. オス・メスどちらも、高齢になっても卵巣や精巣があることによる病気がたくさんあります。
■メスの場合・・・子宮蓄膿症など子宮の病気全般、乳腺腫瘍など。子宮の病気は、たいへん高い確率で発症する ■オスの場合・・・前立腺の病気、会陰ヘルニア、睾丸の腫瘍などどの病気も犬はたいへん苦しみますし、手術でしか直せない病気がほとんど。放置すると死にいたる場合もあります。また年をとって、病的な状態で麻酔をかけて手術をすることは、若い健康なときにする手術に比べて生命のリスクがかなり高くなります。また、手術の難易度があがる、入院の日数が長引くなどの理由により、コスト面でもかなり高くなってしまいます。 |
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A. 太りやすくなります。食事管理と適度な運動は必須です! |
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A. メスの場合・・・発情が来なくなる。子宮や卵巣の病気にかからない。 オスの場合・・・オシッコの臭いが減る。壁などに尿を吹き付けるスプレーなど、部屋を汚す行為をしなくなる。 |
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A. やはり、太りやすくなります。オスの場合、太ってしまうと、泌尿器系の病気にかかりやすくなります。手術をしたら「下部尿路疾患(FUS)対応」と書かれたフードを与えるようにしましょう。詳しくは病院にご相談ください。 |
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